競馬情報会社の仕組みとは?9つの詐欺サイトの悪質な手口を公開

記事一覧

競馬予想は難しいものです。しかし、競馬で稼ぎたいと思ったら競馬予想の精度を高めるしか方法はありません。競馬は運ではなく、腕さえあければ的中率や回収率を高めることが出来るギャンブルで、稼げるギャンブルとして知られ、事実競馬だけで生活している人も存在しているほどです。

何とか競馬で稼ぎたい…そう思った時に多くの人が利用しようと考えるのが競馬情報会社ではないでしょうか?競馬情報会社は競馬の専門家である予想家らが在籍しているサイトで、競馬に特化しているため豊富なデータがあり、実績のある人物が予想情報を無料もしくは有料で提供しています。

しかし、それは優良競馬情報会社の場合のみです。

悪徳競馬情報会社の場合、そのような専門家が在籍しているというように見せておいて、実際には全くの専門家でもなければ、知識人でもない、競馬素人が運営しています。インターネットで検索してみればわかる通り、星の数ほど存在している競馬情報会社。そんな競馬情報会社が一体どのような仕組みで運営されているのか、気になったことはないでしょうか?

この記事では競馬情報会社の仕組み、そして詐欺を行う悪徳競馬情報会社の手口についてご紹介していきたいと思います。これから競馬情報会社を利用しようかと考えている方、今まさに競馬情報会社を利用しているものの、悪徳競馬情報会社なのではないかと疑っている方は是非この記事をチェックしてみてください。

競馬情報会社の仕組み

競馬情報会社にも「特定商取引法に基づく表記」という表記がされているのを見たことがあるのではないでしょうか。これは、この特定商取引法というのは消費者を守るための法律で「通信販売」「電話勧誘販売」「訪問販売」などが特定商取引法の対象になります。

通信販売といえばインターネットショッピングですよね。インターネットショッピングの場合は何かしらの「商品」を販売していますが、競馬情報会社の場合は「競馬の予想情報」を販売しています。

つまり、販売しているものが違うだけで、競馬情報会社もインターネットショップと仕組みは基本的には同じということです。

競馬情報会社の中には「全て広告収入で運営しています」というところもありますが、そのような競馬情報会社の多くは実際には無料情報は適当なもので、利用登録を行ったユーザーの個人情報を集め、他の会社に個人情報を売っているというところがほとんどです。系列店に情報を流すだけならまだ可愛いもので、酷い悪徳競馬情報会社に個人情報を知られてしまうと、全く競馬と無関係の投資話を持ちかけられたり、アダルトサイトや出会い系サイトからの勧誘メールが山のように届くようになってしまうこともあります。

「無料情報がもらえるなら登録してみようかな…」と軽い気持ちで登録してみた結果、毎日何百というメールが届いたり、何十回も勧誘電話がかかってくるようになってしまったという人もいるため、安易な気持ちで無料登録をしてしまわないように注意が必要です。

詐欺サイトの9つの悪徳な手口

競馬情報会社は沢山存在していますが、残念ながらインターネット上に存在している競馬情報会社の95%は悪徳競馬情報会社だと言われています。本当に利用すべき優良競馬情報会社はたったの5%しかないのです。

悪徳競馬情報会社に引っかかるのが不安で、稼げる優良競馬情報会社すら利用するのが怖くなってしまっている…そんな人も、これからご紹介する手口をチェックしていただければ、安心して競馬情報会社を利用することが出来るようになるはずです。

優良競馬情報会社だけを利用するためにも、競馬情報会社の悪質な詐欺手口について詳しく知っておきましょう。

詐欺サイトの悪徳な手口その1「後払い制」

後払い制とは「的中したら情報料を払ってください」というスタイルのことです。このような支払いスタイルの競馬情報会社は今は減りましたが、それでもまだ存在しているため注意が必要です。

全くリスクのない方法のように聞こえるかもしれませんが、それでは競馬情報会社側が儲けることができませんよね。一体どの様にして後払いで情報料金を請求されるのかと言うと、実際には情報を提供していないにも関わらず、情報を提供したと言い張って「的中した情報を提供したんだから情報料金を払え」と言ってきます。明らかにおかしいですが、相手は詐欺師であり、犯罪者です。犯罪者に理屈は通用しないのでくれぐれも気をつけてください。

詐欺サイトの悪徳な手口その2「無理矢理にでもお金を用意させようとする」

何度かその悪徳競馬情報会社で情報を購入している場合、競馬情報会社側も高額な情報を何とかして売りつけようとしてきます。そんな時、借金してでも高額情報を購入しろと言ってくるような競馬情報会社は悪徳競馬情報会社ですので気をつけましょう。

「確実に当たる、当たれば今までの分も全て取り戻すことが出来る」など、ユーザーの購買欲を煽るような言葉を並べ、言葉巧みに誘惑してきますが、競馬に絶対はありません。100%的中することなどないのです。

詐欺サイトの悪徳な手口その3「的中実績を捏造している」

悪徳競馬情報会社の100%がこの的中実績の捏造を行っています。この的中実績の捏造には様々なパターンがありますが、明らかに大袈裟な的中実績が掲載されている場合や、「売り切れ」や「アクセス集中」などの理由で見ることが出来ない情報があり、レース後でその情報が的中したというなどのパターンがあります。

詐欺サイトの悪徳な手口その4「サイトが消える」

悪徳競馬情報会社は会員を騙してお金を騙し取ったらサイトを消してしまうところが非常に多いです。ホームページに掲載していた会社情報もいい加減なものなので控えていたとしても意味がなく、泣き寝入りになってしまうことになります。

詐欺サイトの悪徳な手口その5「情報が提供されない」

有料情報の情報料金を支払ったのに状況が提供されないということもあるようです。おかしいと思いサイト側に問い合わせてみるとシステムトラブルと言われたり、既に情報提供を行ったと言われるなどで解決しません。

しかし、このような対応をしたあとも悪徳競馬情報会社は平気で高額情報を売りつけようとしてきます。なのでユーザーも「こんな対応ってことは自分がおかしかったのかな?」と思ってしまうのです。

詐欺サイトの悪徳な手口その6「自作自演の口コミ」

競馬情報会社選びをするときに口コミを参考にする人もいらっしゃるのではないでしょうか?悪徳競馬情報会社の場合、このような口コミサイトに自作自演の口コミを書き込んでいることや、サクラに悪徳競馬情報会社を持ち上げるような書き込みをさせることも少なくありません。

実際に口コミで話題になっていた競馬情報会社を利用してみたところ、全く結果が出ないという場合には自作自演コメントの可能性が高いです。

詐欺サイトの悪徳な手口その7「出来レースや八百長レースを持ちかけられる」

出来レースや八百長レースがあるというのは、悪徳競馬情報会社の典型的な詐欺手口です。「このレースは八百長レースで、絶対当たるから情報を購入してほしい」などと高額情報を売りつけようとしてきます。

この八百長レースについては、JRAが公式ホームページではっきりと否定しています。このような出来レースを持ちかけるということは、間違いなく悪徳競馬情報会社だと言えます。

〔具体的な事例〕

・携帯電話に連絡があり、「今度八百長が行われるレースがあり、その情報を30万円で買わないか」と勧誘され料金を支払ったが的中しなかった。

・「生産地の救済のために仕組まれたレースがあり、救済基金への資金援助の対価として、その仕組まれたレースの情報を提供する。」という内容のダイレクトメールが届いたため、信用して20万円を振込んだが的中しなかった。

・「競馬のレースには政財界の大物がレース結果を決めているレースが存在し、その情報を特別に提供する。」という内容の電話での勧誘があったため、信用して50万円を支払ったが的中しなかった。的中しなかったので支払った料金の返還を求めようとしたが、既にその電話番号は利用されておらず、連絡が取れなくなっていた。

・「競馬未経験でもリスクなく簡単に始められる投資競馬」という内容の広告を見たため、詳しく見てみると、あらかじめシナリオが決まっているレースのインサイダー情報があるため、高回収率を誇っているなどと書かれており、信用して100万円を支払ったが全く回収できず、料金の返還を求めたが、返還に応じなかった。

《JRAからのお願い》

『前もって結果が決まっているレース』は存在しません。
また、不正なレースを行うことは競馬法で固く禁じられており、レースは厳しい監視のもとで行われています。
前もって結果が決まっているなどといった広告・宣伝・勧誘に騙されないよう、くれぐれもご注意ください。
なお、最近では悪質業者が運営しているサイトへの誘引を図る勧誘メールを不特定多数の方に配信する事例も報告されておりますのでご注意ください。

引用元:JRAが把握している悪質な予想・情報提供業者の被害事例

JRAの公式ホームページで公開している具体的な事例を見ればわかるように、いかにもそれらしいことを言って勧誘してきます。

詐欺サイトの悪徳な手口その8「勝手に登録されている」

自分で登録した覚えもない競馬情報会社からメールが届く…これは以前登録を行った悪徳競馬情報会社から情報が流出しているという証拠です。そのようなルートで情報を得ているということは、もちろん優良競馬情報会社ではなく、悪徳競馬情報会社ということです。

詐欺サイトの悪徳な手口その9「高額情報なら当たると勧誘する」

有料情報で的中しなかったユーザーに対し「これよりも高額な情報なら当たる」と宣伝して情報を購入させようとするところもあります。ユーザーも冷静になっていればそんなのおかしいと購入を控えることが出来ますが、負けたばかりの熱くなっているタイミングで勧誘してくるため、購入してしまう人が多いのです。

まとめ

以上、競馬情報会社の仕組みについて、そして悪徳競馬情報会社の手口についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

仕組みや悪徳競馬情報会社の手口がわかれば、もう悪徳競馬情報会社にひっかかることもなくなります。これからの競馬情報会社探しの際には、是非この記事でご紹介したことを活かしてみてください。

コメント