競馬の予想を行っていると、競馬に詳しい人の予想に乗って勝つことが出来れば…と考える事も多いのではないでしょうか?自分で的中させるという楽しみもありますが、やはり勝つことが重要になりますよね。
そこで、競馬予想会社を利用を検討する方も少なくないはずです。しかし、ネット上に存在している競馬予想会社の多くは詐欺を行う悪徳サイトとなっており、利用する時には注意が必要になります。
競馬予想会社の有料予想は決して安くはないので、サイトをしっかりと調べる必要があると言えます。特に、大手ではなく個人で運営をしているサイトは非常に危険な存在となっており、利用しないように注意が必要です。
そこで、この記事では競馬予想サイトを個人で運営しているサイトを見分ける方法について詳しくご紹介していきたいと思います。すでに競馬予想会社を利用されている方や、これから利用しようと検討されている方も是非参考にしてみて下さいね。
個人運営の競馬予想サイトが危険な理由とは?
まずは、どうして個人で運営している競馬予想サイトが危険なのかその理由を詳しく解説していきたいと思います。
個人ではどうして危険なのか、その答えは一人では運営することがほぼ不可能だからです。
優良サイトの特徴としては、多くのデータを使用して開催されるレースの全ての予想を行い、自身があるレースの情報を会員に提供するというのが多く、一人で全てのデータを把握することは出来ません。
中央競馬でも1日に3会場でレースが開催されるのであれば、12レース×3会場で36レースとなります。これを土日両方把握しようと思えば72レースの情報を集める必要があります。さらに、1つのレースに15頭出走したとすれば1080頭もの競走馬を見る必要があります。
1080頭もの過去のデータや調教、騎手との相性や距離適性などのファクターを一人で扱うことが出来るでしょうか?流石に無理ですよね。個人で予想をしている人の多くがメインレースだけだったり、重賞レースだけだったりすると思います。それだけ、必要な情報は多く、ちゃんとした競馬予想会社を運営するのであれば最低でも5人以上は必要になると思います。
この他にも、ホームページの管理、会員に向けた情報提供、サポートなどを行う必要があり、物理的に不可能なことは明白ですね。無理矢理運営をしたとしても、予想のクオリティには期待出来ないと思います。適当な予想が多いか、レースの内容を把握出来ずに、大きく勝てるレースを見逃す可能性も高くなってしまうのです。
個人でブログなどを運営することは可能でも、競馬予想会社で有料情報を販売することは現実的ではなく、実際には本格的な予想をしていない悪徳サイトの可能性が非常に高くなるのです。
個人で運営している競馬予想会社の5つの特徴
それでは、ここからは本題の個人で運営している競馬予想会社の特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。実は、個人で運営しているかどうかはかなり分かりやすく判断することが可能となる為、確実に特徴を把握しておくべきだと思いますよ。
振込口座が個人名義になっている
大手の優良と言われている競馬予想会社は、複数の人がしっかりと管理をしており、法人化されているので、有料予想の代金を振り込む口座が会社名になっていることが多くあります。
しかし、個人で運営しているサイトでは、個人名義になっていることが多くあり、すぐに判断することが出来るようになります。
個人でも法人にしている可能性があるので、会社名だったからと言って完全に個人じゃないと決めつけることは出来ませんが、ちゃんとした企業が個人名義にすることは絶対にないので、個人名義だった時点で利用することは避けるようにしましょう。
また、情報が残らないように口座番号を電話越しに口頭で伝えることも多くあります。個人に限らず、口頭で口座を伝えるということは、やましいことがあると言っているようなものなので、このような手口を使っているサイトは絶対に利用しないことをおすすめします。
しかし、個人名義だと分かった時点で、利用することをやめることが出来ますし、悪徳サイトだと見抜くことも出来るので知っていれば判断するのは楽になりますね。
サイトの作りが雑
よっぽどホームページ作りに詳しい人じゃない限り、個人で運営している競馬予想会社のサイトは雑で安っぽくなる可能性が高くなります。
上記でも説明したように、一人で運営をしていくことは非常に大変なので、サイトにそこまで力を入れることが出来なくなります。また、本業が別にあり、副業として詐欺サイトを運営している人も多い為、サイト作りに時間を避けないという理由もあります。
サイトに掲載されている写真の質、背景の拘り、情報紹介の詳しさ、実績などがしっかりと記載されているのかなど、サイトの質から個人かどうかを特定することは意外と簡単に出来ます。
高品質なサイトを運営する為には、決して安くはない費用が発生します。もし、専門的な知識がない場合には外部に依頼する必要もあり、さらに費用が掛かります。
サイトの作りが低品質ということはそれだけお金がないことを意味しており、情報を集める為の取材費などを捻出することも出来ないので、予想の精度は低くなってしまう為、利用しない方が良いとも言えますね。
無料情報のみの場合も多い
個人で運営をしているサイトは有料予想がなく、無料情報しか扱っていない可能性もあります。無料なら外れてもそこまで痛手じゃないし、他のサイトよりもいいじゃん!と思う人もいるかもしれませんが、これが罠なのです。
無料情報を入手する為に、多くの個人情報を入力させ、その個人情報を販売して利益を出しているサイトもあります。インターネットの普及が現代では、個人情報はとても貴重な存在となっており、簡単に悪用することが可能となっています。
例えば、有料情報を販売している他の悪質サイトでは「競馬に興味があり、しかも競馬の情報を欲しがっている人」という情報だけでも十分価値があるのです。不特定多数に向けて広告を打っても効果はあまりありませんが、競馬に興味がある人に向けてDMなどを送れば効果を上げることは出来ます。
競馬だけではなく、個人情報はとても価値があるものなので、利益を出すことが可能となるのです。登録を行う際にメールアドレスだけではなく、氏名や電話番号、住所などが必要になるサイトは、例え無料だとしても利用するべきではないのです。
問い合わせのレスポンスが遅い
複数の人で運営をしているサイトでは、サポートや問い合わせの対応を選任している人がいる為、利用者が分からないことがあった時にサイトに問い合わせるとすぐに返信が返ってきます。
しかし、個人で運営しているサイトでは、この問い合わせに対する反応がとても遅い可能性があります。他の人に対応しているのであれば対応は不可能ですし、本業がある場合だと対応出来ない状況にあってもおかしくはないのです。
また、個人では他の作業も多いので、どうしても問い合わせに対する対応が後回しになってしまう傾向にあります。
問い合わせをしたにも関わらず何時間も放置されているようなサイトは、個人運営の可能性が高まるので利用することは避けた方が良いですね。もし、怪しいサイトがあった時は一度問い合わせをしてみるといいかもしれませんよ。
まともなサイトであれば深夜とかではない限り、どれだけ遅くても1時間以内には返答があると思うので、目安にしてみて下さい。
特定商取引法に基づく表記が怪しい、掲載されていない
競馬の情報や占いなど、形に残らない情報などを販売しているサイトには、特定商取引法に基づく表記が義務付けられています。会社名や代表者名、会社の所在地などが必要になりますが、個人ではこの表記を行えない場合もあり、内容が偽装されているまたは記載がないケースがあります。
法人化するような企業や人物であれば、知識がある為しっかりと表記するのですが、何も知らずに個人で運営を始めた場合は掲載されていない可能性があるのです。
また、個人の場合では会社名が適当になることもあります。代表者名や住所や記載出来ても、法人になっていないのであれば適当な会社名を掲載するしかないのです。
特定商取引法に基づく表記は、個人だけに関わらず悪徳サイトでも偽装されることが多いので、有料情報を購入する前に必ずチェックするようにしましょう。しかし、ちゃんと記載されているからと言って、完全に信用することは危険とも言えます。この表記は当たり前のことなので、記載されているのが普通でないのが異常だということは忘れてはいけません。
まとめ
今回の記事では、競馬予想会社を個人で運営しているサイトがどうして危険なのか、個人運営をしているサイトの特徴についてご紹介させていただきました。
ちゃんとした競馬予想会社を運営するのであれば、複数人で管理することは絶対条件だと思います。もし個人で始めたとしても、スタッフを雇って運営をしていくのであれば問題はないと思いますが、一人で運営しているサイトには注意が必要になると思います。
競馬予想会社では、甘い言葉で利用者を増やそうとしてきますが、個人サイトの有料情報は購入する価値は0に等しいと言えるでしょう。その分のお金を自分の馬券代に回した方がよっぽど有意義だと思います。購入する前に慎重にサイトの選定を行うことは絶対条件になります。
優良なサイトや、悪質サイトを見分けることは簡単ではないですが、個人で運営しているサイトを見分けることはそこまで難しいことではありません。
しかし、特徴を知っていないと詐欺に遭う可能性もあるので、今回ご紹介した特徴を忘れずに、新たなサイトを探す時の参考にしていただければと思います。優良な競馬予想会社を見つけて、的中率や回収率のアップを目指していきましょう!
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