甘い誘惑に要注意!競馬詐欺により逮捕された5つの事例を紹介

未分類

ネット上に存在している多くの競馬予想サイトは、詐欺行為を行っている悪徳なサイトとなっており、利用する時には細心の注意を払う必要があります。

注意喚起をしているサイトや記事はかなり増えており、競馬予想サイトは利用するべきではないということは有名になって来ていますが、それでも被害に遭う人は0にはなっていません。

テレビでは、なかなか競馬の詐欺サイトの運営者が逮捕されたというニュースは報道されていませんが、過去には逮捕されたという実例がいくつも報道されています。

そこで、この記事では過去に報道された競馬詐欺のニュースを5つに厳選してご紹介していきたいと思います。また、騙されてしまう人の特徴や、逮捕された詐欺集団が使っていた手口についても解説していくので、是非参考にしてみて下さいね。

競馬詐欺で逮捕された過去の事例を紹介

競馬詐欺で逮捕された過去の事例を紹介

早速ですが、ここからは過去に競馬詐欺によって逮捕まで至った事例を5つに厳選してご紹介していきたいと思います。

普段生活していると、そこまでニュースを見ることはないと思いますが、過去には決して少ない逮捕事例が報道されています。

どのような手口が使われていたのかも参考になると思うので、是非チェックしてみて下さいね。

必勝法があると言って850万円を騙し取る

まず最初にご紹介するニュースは、競馬の必勝法があると誘惑し850万円を騙し取った疑いの報道です。

2016年5月9日から5月11日にかけて、府中市の女性(62)に対し、東京新宿区のマンションから「情報料を支払えば確実に当たる競馬情報がもらえる」などと嘘を言って、30万円を騙し取ろうとした疑いで、東京・杉並区の職業不詳、寺田賢容疑者(36)ら3人が逮捕されました。

寺田氏は容疑を否認しているようですが、警視庁は去年11月以降、少なくとも数十人から850万円異常を騙し取っていたとみて捜査を続けているようです。

最初はメールから誘惑が始まりますが、最終的な誘い文句を言う時には必ず電話営業にしているようですね。やはり証拠が残るメールでの勧誘は嫌う傾向にあるようです。競馬情報会社から電話がかかって来た時には注意が必要になると思います。

勝ち馬券の購入代行を名目に約3千万円の被害

続いてご紹介するのは、「勝ち馬券」購入代行を名目に詐欺を行ったとして、23歳の男が逮捕されたニュースです。

2017年10月5日に報道された事例で、以下の様に発表されていました。

勝ち馬券の購入代行を名目に男性(75)から現金をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策2課は詐欺容疑で、千葉県鎌ケ谷市の塗装工、手塚龍容疑者(23)を逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は、今年6月から数回、男性に架空の投資会社を名乗って電話をかけ「勝ち馬投票券の払い戻し相当額の30%を支払えば、的中した投票券の払い戻し相当額を送金する」などと嘘をつき、現金10万円を振り込ませたとしている。

警視庁は7月、同容疑などでかけ子グループの10~40代の男7人を逮捕しており、手塚容疑者は共犯とみられる。グループは偽造した馬券的中証明書を送るなどして被害者を信用させていた。組対2課は昨年11月以降、同様の手口で約3千万円の詐欺被害があったとみて調べている。

引用元:https://www.sankei.com/affairs/news/171005/afr1710050031-n1.html

今回の事例でもやはり電話での営業でしたね。さらに、2016年の11月から同じ手口で約3千万の被害があったと報じられていますが、1年もかからずにそれだけの金額の詐欺は行われているというのが非常に怖いと感じました。

悪質な競馬予想サイトが無くならい理由がなんとなく分かる気がしますね。

「競馬必勝法情報」詐欺で1700万円被害

3つ目にご紹介するのは、「競馬必勝法情報」詐欺で1700万円被害に遭ったという報道です。

2015年6月10日に報道されたニュースで以下の様に発表がありました。

兵庫県警西宮署は9日、同県西宮市の無職男性(70)が、競馬の必勝法情報の提供名目で約1700万円をだまし取られる被害にあったと発表した。同署は詐欺事件として調べている。

同署によると今年1月、男性方に男から「競馬の出来レース情報を買い取っている会社がある。金を出すから、あなたの名義で申し込んでほしい」という電話があった。後日、別の男から「あなたが原因でレースが不成立になったので、損害賠償を払え」との電話があり、男性は1月下旬~5月上旬、計15回にわたって男の指定した複数の口座に計1710万円を振り込んだ。

引用元:https://www.sankei.com/west/news/150610/wst1506100044-n1.html

今回の事例では、たった1人の男性から約1700万円騙し取ったという上記2つの事例とは少し異なるニュースですね。

恐らく最初の「競馬の出来レース情報を買い取っている会社がある。金を出すから、あなたの名義で申し込んでほしい」という誘惑でお金を振り込ませるのが目的だったと思いますが、まだまだ騙せるだろうと後の「あなたが原因でレースが不成立になったので、損害賠償を払え」という詐欺に及んだのだと思います。

競馬予想詐欺、総額29億円に上る可能性 容疑の元社長ら7人再逮捕

競馬予想詐欺、総額29億円に上る可能性 容疑の元社長ら7人再逮捕

4つ目にご紹介するのは、以前逮捕されていた社長が、釈放された後に再び競馬予想詐欺をし、また逮捕されたというニュースです。

2016年2月3日報じられ、以下の様に発表されています。

千葉県警は3日、競馬の勝ち馬を高い確率で的中させるなどと偽り情報料名目で金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、競馬情報提供会社、元社長、大多和孝良容疑者(41)=同県市川市=ら7人を再逮捕した。

県警によると、いずれも容疑を否認している。大多和容疑者らのグループによる被害は全国で総額29億円に上る可能性があり、県警は組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の適用も視野に捜査を続ける。

再逮捕容疑は平成26年8月から昨年5月にかけ、競馬情報を提供する意思も能力もないのに、虚偽の的中実績を記したチラシを送るなどして、横浜市鶴見区の無職女性(78)ら4人から情報料などの名目で計約68万円をだまし取ったとしている。

県警は1月14日、同様の手口で4人から計約190万円をだまし取ったとして大多和容疑者ら13人を逮捕した。県警は再逮捕しなかった6人の捜査を任意で続ける。

引用元:https://www.sankei.com/affairs/news/160203/afr1602030067-n1.html

総額29億円というとんでもない金額にも目が行きますが、再逮捕というのも驚きですね。一度逮捕されたとしても、これだけ稼げるなら何度でもやるということなのでしょうか。

このニュースを見る限り、悪質な競馬予想サイトを撲滅することは難しいのかなとも感じてしまいますね。

当たり馬券の配当金名目で詐欺未遂

最後にご紹介するのは、当たり馬券の配当金名目で詐欺未遂があったという報道です。

2017年4月19日に報道されましたが、以下の様に発表がありました。

競馬の当たり馬券の高額配当金を受け取ることができるなどと偽って、現金4万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁捜査2課は詐欺未遂容疑で、東京都豊島区上池袋、無職、木村允(まこと)容疑者(37)ら男5人を逮捕した。捜査2課によると、木村「全く分かりません」と容疑を否認している。

捜査2課によると、木村容疑者は結果の予想や馬券の購入を代行するなどとして、手数料名目で全国で約20件、5千万円をだまし取っていたとみられる。

木村容疑者らは、拠点とするマンションの一室で振り込め詐欺を行っていた疑いもあり、捜査2課が内偵を進めていた。18日に捜査員が振り込め詐欺摘発のために現場に踏み込み、犯行が発覚したという。

逮捕容疑は18日、当たり馬券の配当金支払いの手数料名目で、川崎市の30代の男性に現金4万円を指定の口座に入金させようとしたとしている。

引用元:https://www.sankei.com/affairs/news/170419/afr1704190025-n1.html

逮捕に至ったのは現金4万円の詐欺でしたが、総額で5千万円の被害があったとみられていますね。マンションの一室で詐欺を行うことが出来るのは、時代の流れを感じますね。

詐欺被害に遭う人の特徴

上記では、過去に報道された競馬詐欺による逮捕のニュースをご紹介しましたが、ここからは被害に遭う人の特徴を解説していきたいと思います。

  • 高齢で退職金や年金を受け取っている方
  • 競馬に詳しくない人
  • 電話で勧誘されている

上記の3点が挙げられます。今回の記事で紹介したニュース以外にも、逮捕事例はいくつもありますが、この特徴が当てはまるニュースが非常に多いのです。

特に、競馬に詳しくないというのが大きな特徴ですね。競馬に詳しい人ならば、八百長レースがない事や絶対に当たる予想なんて存在していないことを知っているのです。

競馬には必勝法があるんですよと言われて信じてしまうのは、競馬に詳しくないからだと思います。自分以外でも、自分の家族が騙されないように注意が必要になると思います。

まとめ

今回の記事では、競馬詐欺により逮捕された過去の事例を5つに減少してご紹介させていただきました。

逮捕された事例を見ると被害に遭ってしまった方の特徴、使われている手口、使用されている方法などは似ている様に感じますよね。

切り口や使う文言は異なりますが、やり方はそこまで大きく変わらないように感じますね。また、被害額は相当な金額になっていることが分かりますね。今までどれだけ多くの人が被害に遭ってきたのか…。

優良なサイトの存在を信じている方もいらっしゃると思いますし、健全な運営をしているサイトは少なからず存在します。

しかし、これだけの被害が出ているということも忘れてはいけないですね。上記でも紹介しましたが、自分だけではなく自分の親やおじいちゃんおばあちゃんにも、気を配って注意喚起をしておいた方が良いかもしれませんね。

コメント