競馬情報会社を運営する方法とは?危険な会社の特徴と3つの真実

記事一覧

競馬情報会社はかなり数多く存在しており、その数は100とも1000とも言われていて、おそらく正確な数を把握している人はいないのではないでしょうか?なぜなら、毎日のように新しい競馬情報会社が立ち上げられているからです。

一体なんでそんなにポンポンポンポンと競馬情報会社が立ち上げられているのか、不思議に思いますよね。そんなにも沢山の運営者がいるのでしょうか?実はそうではないのです。同じ運営が複数の競馬情報会社を立ち上げている…それがこれほどまでに競馬情報会社が溢れ返っている理由なのです。

一体なぜそんなにも新しいサイトを立ち上げる必要があるのかと思いますよね。競馬情報会社だけでなく、どんな商売でも儲かっているからこそ事業を拡大しようと思うわけです。しかし事業拡大するほど有名な競馬情報会社はそうありませんよね。一体なぜ、運営がいくつもの競馬情報会社を立ち上げているのかというと、それは悪評が知れ渡ってしまったサイトを潰して、新しいサイトを立ち上げ、ユーザーからお金を騙し取るためです。多くの悪徳競馬情報会社はそのようにして詐欺を行なっているんです。

この記事では、優良競馬情報会社はどのように運営を行なっているのか、悪徳競馬情報会社とは一体何が違うか?危険な競馬情報会社の特徴と真実について競馬情報会社の元社員が詳しく解説していきたいと思います。

今使っている競馬情報会社が怪しいと思っている方、既に競馬情報会社に騙されたことがあり、これからも騙されるんじゃないかと不安に思っている方は是非参考にしてみてください。

競馬情報会社はどうやって運営を行なっているか

悪徳競馬情報会社ではなく、一般的な競馬情報会社の場合、どのようにして運営を行なっているのでしょうか?普通に考えれば、以下のような人が競馬情報会社に在籍しているはずです。

  • 代表取締役…1人
  • サイトのシステムを構築するシステムエンジニア…1人
  • サイトデザイン・バナー制作…1人
  • サポートセンター対応やメールマガジン作成など…1人
  • 競馬の情報収集担当、予想担当…1人~
  • 会計・事務…1人

もちろんこの数は最低限のラインであり、かなりギリギリです。ただし、小さい規模の会社の場合はこのくらいの人数でサイトを運営しているということも少なくありません。

社員数が少ないとなんとなく頼りないイメージがあるかもしれませんが、実はそれはさほど問題ではありません。サポート対応などは遅くなってしまうかもしれませんが、ユーザーに対して誠意ある対応をして、精度の高い情報を提供していれば評判も上がり情報収集にもっと人件費を割くことが出来るはずです。とはいえ、使い勝手はあまり良くないかもしれませんね。

競馬情報会社運営に必要なものとは?

はっきり言ってしまうと、競馬情報会社を運営することは誰にでも出来てしまいます。しかし、優良競馬情報会社ととして存続し続ける事ができるかというとまた話が変わってきます。

基本的なこととしては、競馬情報会社はインターネットで商売をすることになるのでホームページを作ったり、管理したりということは必要不可欠な能力です。また、ホームページ作成や管理については競馬をビジネスにするための最も基本的な方法なだけであって、「競馬情報会社」というくらいですから最も重要なのは競馬の情報を集め、有益な情報として有益な情報としてユーザーへ提供することです。

競馬情報会社の中にはインターネットで検索すれば誰でもわかるような内容の情報を無料情報として提供しているところもありますが、そんなのはいちいち競馬情報会社で見ずにニュースを見ればいいだけですよね。つまらない内容、他と比べて優れた部分のない競馬情報会社はやっていくつことが出来ません。

ユーザーをあっと言わせる情報を手に入れるためには競馬業界に詳しい人から普通では知ることが出来ないような情報を仕入れる必要があります。それにはコネも必要ですし、集めた情報をどのようにして競馬予想に当てはめていくかということも大切になります。

競馬情報会社って儲かるの?

気になるのが、競馬情報会社って本当に儲かるの?ってことではないでしょうか?競馬情報会社を運営しているのが最低でも5人だと考えると、その人達の給料も発生しますし、事務所の家賃、光熱費、サーバー代、経費などがかかります。

それらも踏まえると少なくとも300万ほど売り上げなければやっていけないので、小さな競馬情報会社でもそれくらいは売り上げていると考えられます。

ただし、競馬情報会社はいくつものサイトを運営していることも少なくなく、いくつかのサイトを合わせればもっと売り上げている可能性も考えられます。大手競馬情報会社ならば10以上もの競馬情報会社を運営し、3000万ほどの売り上げているところもあるようです。

危険な競馬情報会社の特徴

以上でご紹介のように、競馬情報会社は意外に簡単に運営することが出来るということがおわかりいただけたと思います。簡単に運営出来るということ自体は悪いことではありませんが、だからこそ詐欺が横行しているというデメリットもあります。

危険な競馬情報会社の特徴も様々で見分けることが難しい場合もありますが、はっきり言えるのは「一人で運営している競馬情報会社は危険」ということです。なぜかというと、上記でご紹介したような全ての仕事を一人でこなすことは不可能だからです。一人でやろうとすれば仕事が雑に、いい加減になります。また、まともな会社なら一人に任せるはずがありません。そのようなサイトはサイトを成長させるつもりが元々ないと考えられます。

  • サポートに問い合わせても無視される
  • 振込口座が個人名義
  • 会社情報が不明瞭、デタラメな情報が掲載されている
  • サイトの作りが雑

以上のようなサイトは怪しいです。そもそも、今は悪徳競馬情報会社もかなり巧妙になっており、優良競馬情報会社と変わらないような綺麗なサイトの作りをしているところが多くなってきました。そんな中で作りが雑なサイトなんておかしいですよね。もしかしたらユーザーにお金を振り込ませたら消えてしまうような類のサイトかもしれません。

千葉県警は3日、競馬の勝ち馬を高い確率で的中させるなどと偽り情報料名目で金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、競馬情報提供会社、元社長、大多和孝良容疑者(41)=同県市川市=ら7人を再逮捕した。

県警によると、いずれも容疑を否認している。大多和容疑者らのグループによる被害は全国で総額29億円に上る可能性があり、県警は組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の適用も視野に捜査を続ける。

再逮捕容疑は平成26年8月から昨年5月にかけ、競馬情報を提供する意思も能力もないのに、虚偽の的中実績を記したチラシを送るなどして、横浜市鶴見区の無職女性(78)ら4人から情報料などの名目で計約68万円をだまし取ったとしている。

県警は1月14日、同様の手口で4人から計約190万円をだまし取ったとして大多和容疑者ら13人を逮捕した。県警は再逮捕しなかった6人の捜査を任意で続ける。

引用元:競馬予想詐欺、総額29億円に上る可能性 容疑の元社長ら7人再逮捕、組織犯罪処罰法の適用視野

実際にあった競馬予想詐欺ですが、被害総額は29億円にもなるのに逮捕者数が随分少ないと思いませんか?まともな競馬情報会社ならしっかりしたサイト運営を行なっています。

ご紹介したような特徴があるサイトは気をつけてください。

悪徳競馬情報会社の3つの真実

それではここからは悪徳競馬情報会社の真実についてご紹介していきたいと思います。

悪徳競馬情報会社の真実その1「競馬予想を提供しているのは素人」

優良競馬情報会社の提供している情報だって100%ではありません。もちろん外れることもあります。しかし、悪徳競馬情報会社と違うのは予想に根拠があるということです。また、完全にかすりもしないということはなかなかありません。

しかしながら、悪徳競馬情報会社で予想を提供しているのは馬券師でもなんでもない完全なる競馬素人です。だからありえないレベルの外れ方をするし、平気で100点以上の買い目を推奨してきたりします。

悪徳競馬情報会社の真実その2「料金はユーザーによって違う」

優良競馬情報会社は料金はもちろん一律です。しかし、悪徳競馬情報会社の場合は違います。ユーザーによって情報料金を変えているんです。

どういうことかというとライトユーザー、ヘビーユーザーに分けたりしてより高額を支払いそうなユーザーには高い情報料金をふっかけているのです。登録してしばらくしてやっと一番安い情報を買ったユーザーと、登録してすぐ高額な情報を買ったユーザー。どちらからお金が取れそうですか?明らかに後者ですよね。

このように悪徳競馬情報会社が目を付けた高額ユーザーにはしつこく営業をかけ、何としても買わせようとしてきます。

悪徳競馬情報会社の真実その3「的中実績の捏造」

競馬情報会社で必ずと言っていいほど見られるのが的中実績です。優良競馬情報会社はもちろん本物の情報を掲載していますが、悪徳競馬情報会社の場合は全て捏造です。

もちろんそれだけじゃなく、サイトに掲載されているお客様の声など、とにかく全て捏造だと言ってしまってもいいほど、何から何まで捏造です。

競馬ファンの多くも「こんなに当たってるなんて本当?ウソじゃないの?」と思うでしょう。しかし捏造だとしても実際に的中実績が掲載されているのといないのでは大きな差があります。中には信じてしまう人も居ますし、疑いつつも「一度だけ…」と情報を買ってしまう人もいます。

まとめ

競馬情報会社を運営する方法や危険な悪徳競馬情報会社の特徴などについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?インターネットは便利ですが、相手の顔が見えないからこそ疑った方がいいということもあるんです。

悪徳競馬情報会社は非常に巧妙ですし、ユーザーの方も失ったお金を取り戻したいという気持ちから借金に借金を重ねてしまうということも少なくありません。くれぐれも悪徳競馬情報会社には注意してください。

コメント